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一生懸命やっているのに、うまくいかない時はどうすればいい?簡単にできる3つのこと

日本各地、いや世界中で、今日も仕事に勉強、家事に育児、研究や開発、改良、発明、運動、練習、鍛錬、修行、リハビリ、介護などに勤しみ、苦労して頑張っている人はいったいどれくらいいるでしょうか。

努力している分、時間や手間暇をかけている分、自分の思い通り、理想通りに物事が進んでいて、達成感や満足感、幸福感を得ながら頑張っている人もいれば、その一方で、「もう少しで」「いつかは」「今度こそは」と思いながらも、中々努力が実らず、思うようにうまく行かず、成果や結果や答えが出ず、悩み苦しんでいる人もいると思います。

むしろ、不満も不足も悩みも苦しみも全くないという人は一握りで、色々と悩み、苦しんでいる人がほとんどなのかもしれません。

血の滲むような努力を続けていること 一生懸命頑張っていること

それは、自分で起業したビジネス・商売であったり、親や人から受け継いだ仕事であったり、日々の業務、ノルマ、義務、育児、家事、炊事、看護、介護であったり、行きたい大学や学校のため、何かの資格を得るための勉強、学習であったり、一人前になるための修行であったり、フィットネスやダイエットであったり、人類の役に立つはずの研究、発明であったり、子育てや新人教育であったり、オリンピックや大会・競技会に行くため、記録を出すため、誰かや己に勝つための練習、トレーニング、鍛錬であったり、実家や義実家、隣近所、友人知人、先輩同僚後輩、取引先などを含めた「人との付き合い」であったり、健康や美容のためであったり、病気やケガの克服、何かとの争い・戦いであったり、部活動やサークル活動であったり、後世に残すための大きな事業であったり、昔から続いてきたものの継続、継承であったり、今はやりのYotubeやSNS、配信等のフォロワー獲得であったり、はたまた何かのゲームかもしれません。

世間から理解が得られるものもあれば、理解されないものもあります。

いずれにしても、(仮にほかの人がどう思おうが何を言おうが)自分にとって、本人にとって、それがとても大事なことで大切なもので、そこに価値があり目標が(で)あるのなら、本来的には他人がとやかく言うことではないですし、むしろ可能ならば誰かに応援の一つでもしてもらいたいもの。現実はそれすらも叶わず、孤独な戦いを強いられたりするわけです。

どれほど努力を重ねても、時間をかけても、工夫をしても、調べたり聞いたり考えたりして今までと少し違うことをやってみても、答えが出ない、結果に繋がらない、数値や成果が出ない、改善しない、どうにもうまくいかないと、無力感、やりきれない気持ち、投げやりな気分にもなりますし、落ち込みます。もうやめてしまおうかな、と思ったりもしますよね。

そんな時、親や友達、家族、恋人、パートナー、上司や先輩など、相談ができる人がいるのであれば、相談し、それで少しでも光が見えたり参考になったり楽になったりすれば助かりもしますが、相談する相手がいないこともままあります。また、誰かに悩み相談したりアドバイスを求めたとしても、概して世間一般でいわれること、言われがちなこととして

「頑張りが足りない」
「努力が足りない」
「工夫が足りない」
「やり方や方向が間違っているんじゃない?」

そんな正論を言われても・・・。

言われたことは百も承知だし、それは頭で分かっているからこそ、苦しいし、悩んでいるし、辛い・・・。

苦しみ悩む中で自分なりに努力し、頑張り、工夫し、何度も自問自答してきたのにもかかわらず、もし、そのプロセスや頑張りを否定されるようなことを言われたら、悲しいものがあります。

一方で、正論だからこそ耳が痛いし、人は自分の耳が痛くなることは聞きたくないのが本音。実際には本当によいアドバイスであっても響いてこない、聞きたくない、聞かないという側面もあるかもしれません。肉体的、精神的に疲れていたり、追いこまれていたりする状況下であれば、なおのこと。通常ならばできるはずの正常な判断、対応もできなくなっていたりするでしょう。

「それ」が正しいことはわかっていても、「それ」ができないからこそ、悩み苦しむ

そもそも究極的には、「それ」が出来ているのであれば、こうした苦しみ悩みも発生していないかもしれないわけで、「それ」ができないからこその悩み苦しみなので、そこには大きなジレンマがあります。

頭の良い人たちや、成功した人たち、上司や諸先輩には出来たこと、出来ることでも、(少なくとも今は)自分にはそれが出来ていないからこその悩み苦しみなわけです。

今の時代、インターネットの世界に答えを求めるケースも少なくないですが、ネットには「~時にどうすればいいのか」「~~するには?」といった「How toもの」がそのクオリティや信ぴょう性は別として、数え切れないほど存在(この記事もその一つですね)し、中には参考になるものや素晴らしいものもありますが、その一方で難解なものや的外れなもの、訳の分からないものや眉唾もの、怪しいもの、危なそうなものなど有象無象が乱雑に散らばっていて、一体なにをあてにすればよいのか、新たな悩みがわいてきます。別の側面として、ものごとがうまくいっていない時は、人の心も疲れて「隙」がある時が多いですが、そんな隙めがけてやってくる「存在」もあります。

頑張って一生懸命やっているのに、うまくいかない時はどうすればいいのか

では、一体どうすれば良いのか。その答えは当然簡単には出ませんが、今日はその答えを探すうえでもしかして役に立つかもしれない、ちょっとしたオススメの行為を挙げたいと思います。経験から得たもの、色々なものやコトから学んだこと、人生の大先輩から貰ったアドバイス、周りの人達が実践していること、などをごちゃまぜにして、シンプルに意訳、その中から厳選した三つです。(ライター自身やこの記事は、特定の思想や宗教、占い等とは一切関係ありません。あくまで、方法論的なお話です。)

もちろん、ここに挙げた3つは当たり前すぎて、「え?そんなこと?」と思われるかもしれません。全ての人の状況や立場に当てはまるわけではないですし、やろうと思っても簡単そうで出来ないこともあるかもしれません。むしろ、ぱっと見、的外れに感じることもあるかもしれません。そもそも、仕事と勉強と修行と鍛錬と育児と研究と開発におけるそれぞれの人の問題が同じわけがありませんよね。

でも、考えてみてください。大きくとらえれば全ては人の心に関わることなのです。自分の状況が何であれ、他人の状況がどうあれ、世界の状態が何であれ、それを見て、感じ、考え、行動する・しないを判断し、頑張り、努力し、工夫し、落ち込み、喜び、悩み、苦しむのも人間である自分の心と身体。

走るも止まるも辞めるも逃げるも落ちるも這い上がるも自分の心と体が決めること。自分の「心」に関わること。そうだとすると、その「心」をどうするか、はとても大切なことだと思うのです。

文字通り、「心」のありようで「世界は変わって見える」。いや、「心」のありようで「世界は変わる」のです。

それが「一生懸命やっているのにうまくいかない」状態から「うまくいく」状態へと変わるきっかけになっても不思議はないはずです。

リストの三つとも、シンプルで単純で、一見、現在の悩み苦しみに対して、何も意味がない行為のように感じるかもしれませんが、これまでに血のにじむような努力をしていたり、長い時間頑張り続けているのであれば、すでに実践的な行動はしているはずです。あとはほんのちょっとしたやり方やアイデア、工夫、気づき、そういったもの次第で、いい方向へ行くのかもしれません。そのきっかけになり得る行為をするしないも自分の心ひとつです。

人に親切にする 優しくする

・・・あからさまに見返りを求めて、表面的にやっても意味はない(やらないよりはマシかもしれません)ですが、心から(それが難しければ心を無にして惰性ででも)誰かに親切にする、労わる、優しくすること、これが、物事が好転していくために大事な条件の一つである気がします。

何かを成し遂げた偉人、素晴らしい人々の中で、誰かのために何かをした人というのはとても多くいます。実際に、周りに知られていなくとも、誰かのために何かを行った人も多いでしょうし、まわりにその姿を見せるのを厭わず、積極的に親切にし、優しくする人もいるでしょう。

その効果は、「優しくした分、その人から何かが返ってくる」という直接的なものではなく、「人に親切にする行為」が自分の心をとても良いものにしてくれること。何かがうまくいく上で、「心」が重要なファクターであればこそ、自分自身の「心」をよくすることはとても大切なはずです。

人に親切にすることがいいことなのは頭ではわかっているけど、だからといって具体的に何かしらの行動をするのは時間的、経済的、肉体的、精神的等の理由で大変。もしくは照れくさい、恥ずかしい、格好悪いなどと思うのであれば、匿名でもいいですし、人の見ていない所で誰かのためになることをするのもいいかも知れません。なんなら、誰かの幸せを祈ることだけでも。

そうして自分の心をいい方向にもっていけば、今の状況は何かしら変わっていくはずです。「悪に落ちれば悪になる」のまったく逆で、「善い行いをすれば良い方向に向かう」ということです。一点、「人に親切に、優しく」といっても、親切の押し売り、押し付け、独りよがりにならないように注意してくださいね。

ちょっとだけ休んでみる

・・・ 時には休んで自分をいたわってあげることはとても大切です。サボってもいいし、文字通り休んでもいい。美味しい物を食べたり、散歩したり、好きなものを見たり、好きな人にあったり、ゴロゴロしたり、昼寝をしたり。

今も時々休んでいるよ、という人も、「より積極的に」休んでみてください。積極的というのはもちろんある程度の時間のスパンも大事ですが、ここでは「休む」という気持ちに対して、です。いくらゴロゴロしていても頭の中が悩みでいっぱいのままなら脳も心も休めません。寝ても休めません。頭を出来るだけ空っぽにして、何かに熱中して、例えば夢中になれることならゲームでも一人カラオケでもなんでも良いので、たとえ少しの時間でも「脳も心も身体もしっかり休ませてあげる」ことを積極的にする=積極的に休むということです。

脳も身体も疲れていては本来のポテンシャルを発揮できません。同じ時間、何かをするのであれば質が高いほうがいいのは言うまでもありません。なにより頭と体を休ませてあげることでシンプルに活力ややる気もわきますし、その結果、物事が好転するかもしれません。アイデアが湧くかもしれません。いい方向へ変化するためのきっかけになるかもしれないのです。

笑う

・・・シンドイ時、悩み苦しんでいる時、辛い時こそ、最も大変で難しいのが、実は「笑う」というシンプルな行為かもしれません。苦しくて笑う気になれない。悩みが頭を支配して笑顔なんて出てこない。笑うような楽しい気持ちにならない。

でも、そんな時こそ、多少無理やりにでも「笑う」ことが大切。よく言われるように、口角をあげて笑う口の形を作るだけでも効果があるとも言います。

考えても見てください。いつも「むすっ」としている人のそばに近づきたいと思いますか?眉間にしわを寄せ、気難しそうな顔をしている人のそばに、近寄りたいと思いますか?

同じことです。スピリチャルなことや精神論的なことはよくわかりませんし、そっちに話しを持っていくつもりはありませんが、もし「幸運」や「金運」「恋愛運」「成功の女神」といったものがあるのであれば、いつもプリプリ怒っていたり、うまくいかなくてイライラしている人のそばより、優しく穏やかにニコニコ楽しそうに笑っている人のそばに寄っていきそうな気がしませんか?

「運」や「女神」の存在の話は別としても、自分に何か「いいもの」「いいこと」をもたらしてくれる可能性を持った「人」がいるとして、その人も、イライラしている人のそばにはあまり近寄りたくないでしょうし、楽しそうな人、笑顔の人のそばに行きたいと思うのでは、という気がします。

まとめ

一生懸命やっているのに、うまくいかないときにどうすればいいのか、おすすめのことを3つ、ご紹介しました。「わざわざいわれなくてもわかり切っている」と思われるかもしれませんが、重要なのは心に良い変化をもたらすこと。一つでも「これ良さそう」というのがあったら是非試してみてくださいね。

もし、少しでも役に立ったり、ちょっとでも今のあなたの状況、状態が楽になったり、近い将来の成功へのきっかけの一つになったりしたら嬉しく思います。うまくいっていない時こそ、必要なもの。必要なこと。自分をいたわり、時々は褒めてあげてくださいね。あなたの今の努力、頑張り、想いがいつか必ず報われますように。