2024年7月27日
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北海道に行くならぜひ食べたい10の食べ物 北海道の絶品グルメ

四国と九州を合わせたよりもなお大きい北海道。北海道出身者や北海道に住んでいる人ならいざ知らず、その他の地域の人ならば、ある種憧れに近い感情を抱いているかもしれない北の大地。それは毎年行われている全国都道府県魅力度調査の「10年以上、北海道が1位」という結果にも表れているようです。

その理由は人により様々であることでしょう。「スキーやスノボが大好きだから、北海道の広大なスキー場で、パウダースノーを堪能したい!」という人。「雄大な大地を駆け抜けたい!ツーリングを楽しみたい!」という人。「1000メートル級の山でも本州の3000メートル級の山々に匹敵する植生の北海道の山に登りたい!」という人。ただ、「夏の暑いのは苦手だから涼しい所に行きたい!」という人。いずれも北海道の沢山ある魅力の一つ。

そして、やっぱり多くの人がこう思っているのではないでしょうか。「北海道に行って、美味しい食べ物をお腹いっぱい食べたい!」

そう、やはり北海道といえば、「食」ですよね。海の幸に山の幸。農作物に乳製品。もちろんスイーツも!

というわけで、北海道に行くなら絶対に外せない食べ物たち。「北海道に行ったら食べたい料理・食べ物」を編集部の独断で選んでみました。あなたの「北海道に行ったら食べたいもの」一覧と比較して、実際に北海道に行く際の参考にしてみて下さいね。

ウニ

北海道といえばやはりウニ!ウニは東北地方の太平洋側や、東北から九州に至るまでの日本海沿岸部の地域などでも食べられますし、ウニ丼が名物になっている地域も少なくありません。しかし、やはり北海道のウニ(エゾバフンウニ・ムラサキウニ)は別格、絶品。濃厚な旨味ととろりとした食感は、脳幹をダイレクトにくすぐり、感動と感激の波が全身を駆け抜けます。寿司屋やウニ丼の店などでも美味しいですが、おすすめは市場で塩水につかったウニを購入して食べること。お店で食べるよりも割安ですし、その分たっぷりと楽しむことができます。

ホタテ

北海道を代表する味覚の一つ「ホタテ」。サロマ湖畔や猿払村などで養殖されているものが特に有名です。おおぶりで甘みのあるホタテを一度でも食べたなら、その美味しさは記憶に深く刻み込まれて、北海道を思い出すたびにホタテの美味しさも思い出してしまう事でしょう。

いくら

北海道といえば鮭。鮭といえば「イクラ!」という人も多いのではないでしょうか。「イクラ」は北海道以外でも東北地方や新潟などでも消費されている海産物で、「はらこめし」「のっぺじる」など各地域の郷土料理にも使われていますが、それでもやはり多くの人は、「イクラ」と聞くと「北海道」を思い浮かべるのではないでしょうか。

普段はそこそこ「いいお値段」なのであまり満足するほどは食べられない「イクラ」も、北海道でならたっぷりと食べることが出来ます。もちろん北海道といえどもさすがに「イクラ」はそこそこのお値段はしますが、いつもに比べるとリーズナブル。奮発してたっぷりと食べましょう!

ほっけ

北海道の人が東京や大阪の居酒屋に行く機会があった際、大抵驚くのが「ほっけ」の小ささ。こじんまりとした「ほっけ」がお皿の上にのっていても、全然食指が動かない、といいます。そう、北海道に行って食べたことのある方ならわかると思いますが、北海道のほっけは大きいのです。手のひらの倍はあろうかという大きなほっけがお皿の上に「どんっ」とのっている。北海道の人にとっては、それが「ほっけ」なのです。そしてもちろん、北海道のほっけは大きいだけではありません。身は肉厚でたっぷりとしており、脂がのっている。箸でむんずとつかむとほわーっと熱と香りが上がり、口に頬張ると存在感のある味わい舌の上にどしんとやってくるのです。普段、「地元の居酒屋でほっけをよく頼むよ」という人ほど、北海道に行ったらほっけを食べてもらいたいものです。

じゃがいも

皮を剥いてただ塩茹でしただけのジャガイモにバターをたっぷりと載せて食べる幸せ。フライや、カレー、肉じゃがなどに姿を変えたジャガイモも美味しいけれど、なぜだかただ茹でただけのジャガイモの美味しさには敵わないのです。ほくほくのジャガイモを口の中に放り込んで、芋の甘みとバターの香りを楽しみつつ、嚥下する。北海道でなら、そんなシンプルなことがとても幸せな事だと気付かされるのです。函館などの北海道沿岸部の人がよくやるように、イカの塩辛と一緒に食べても美味。

とうもろこし

北海道では「きび」「きみ」「とうきび」と呼ばれることも多いとうもろこし。コーン一粒一粒が大きく、ジューシーで甘みたっぷり。最高の味わいです。焼いて醤油をかけたり、バターをのせたりしても美味しいですが、やはりシンプルに塩で茹でただけのもを人目もはばからず、がっつりと食べるのが最高。とうもろこしの甘みを、塩分がこれでもかというくらいに引き立て、立ち上る芳醇な香りと濃い味わいが、ひと時の幸せをもたらしてくれます。

ジンギスカン

一昔前、一大ブームを巻き起こしたので、「北海道外の専門店でよく食べていたよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そんな方もそうでない方も、是非一度北海道でジンギスカンを食べてみて頂きたいのです。その際にはぜひ、生ラムを食べられるお店をチョイスしてください。「ジンギスカンって、羊の肉って、こんなに柔らかくて香りが豊かで美味しいのか!」と認識を新たにすることでしょう。北海道の人は、よく庭先や海岸、公園などでもジンギスカンを食べます。

機会があれば、そんな地元の人と一緒にお店ではない場所で食べてみるのもおすすめです。開放的な雰囲気の中、また違った味わいを楽しむことができるでしょう。

いか

全国的にいくつかの種類が食べられているイカですが、函館に行ったら是非食べて頂きたいのが、朝どれのスルメイカ。今まで食べてきたイカの刺身はなんだったんだ?と思う程に衝撃的に甘くて濃いその味は、一度体験したら忘れられないもの。「イカそうめん」という細く切って食べる食べ方も有名ですが、おすすめは一般的な刺身。新鮮で透明感あふれるイカ刺しを、何本かいっぺんに箸で持って、生姜醤油につけて食べれば、その美味しさに身悶えるかもしれません。

ぼたんえび

新鮮な甘えびも美味しいものですが、新鮮なボタンエビの刺身の美味しさは、北海道に行ったら是非体験してもらいたい味わいの一つ。ぶりんぶりんな食感と、連続してやってくる甘みと旨味。そこに醤油やわさびの風味が加わって重層的な美味しさに。思わず知れず、その味の虜になることでしょう。

毛ガニ

毛ガニは、ズワイガニやタラバガニなどと同様、冷凍物が全国的に流通しており、「わざわざ北海道で食べなくても」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、やはり北海道近海で獲れた毛ガニを朝茹でしたものの美味しさは格別。身は甘く、かに味噌は濃厚な旨味たっぷりで、一度食べ始めたら会話をするのを忘れるほどにむさぼりついてしまいます。酒飲みなら、甲羅に熱燗を注いだ甲羅酒も忘れずに!毛ガニが上にどんっとのったラーメンもあるので、そちらも要チェック。

ちなみに今回挙げた他の魚介類などにも通じることですが、やはり品質は最重要事項。北海道で食べる「毛ガニ」と名のつくすべてが最高品質な訳ではないので、飲食店で食べる際やお店で購入する際には、信頼できる人に聞いたり、信用できる情報をできるだけ集めることをおすすめします。