マツダ・ミュージアム 広島
広島にあるマツダの本社のすぐ近く、宇品第一工場敷地内にあるマツダの博物館です。
本社ショールーム前に集合、時間になると構内専用のバスで、ミュージアムの入口まで連れて行ってくれます。
バスに乗っているのは時間にして約5分ほどなのですが、この移動がまず楽しいのです。「企業城下町」という言葉がありますが、まさにここ広島の府中町はマツダの「企業城下町」。町全体がマツダでできているといっても過言ではないほど工場の敷地は広大で、中にある本社と工場をつなぐ橋(東洋大橋)もマツダのものと聞かされると驚きます。(一般車両は通行できないマツダの敷地内の橋なのです。)
驚いたり、感心したりしながらあっという間に到着する博物館の入口。内部は車が好きな人なら、まさに子供のように興味津々、ドキドキワクワクの空間。それほど車が大好き!というわけではなくとも、車の歴史や企業の歴史という観点で見ても興味深く学びが色々ありそうです。
色々な人たちが携わり、日夜研究・開発が行われ、素晴らしい製品が数々生み出されてきたのだなと感じ入りました。工場見学も上から生産ラインを見る形になりますが、実際に車がくみ上げられていく過程が見られて興奮。子供にとっては特に面白いかもしれません。
集合から解散までおよそ2時間ほどの時間でしたが、目にするものすべてが新鮮で、あっという間の時間でした。
個人的には、コスモスポーツとMAZDA787Bにとても惹かれました。車は日常遣いとしては、便利で乗りやすい、運転しやすい、燃費がいい、などが一般的に重要視されると思いますし、自分もそう思いますが、その一方で、カッコイイ、速いという、車の基本的かつ究極的な姿の流れの一端を垣間見たようで、とても興味深かったです。
広島駅からもアクセスしやすく、何より無料でこれだけのものが見学できるというのは素晴らしいと思います。子供連れのファミリーはもちろん、車好きのカップルや、モノ作りに興味のある方の一人旅に特におススメです。事前予約が必要ですのでお気を付けください。
広島県安芸郡府中町新地3-1
マツダミュージアム
Mazuda Museum
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