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松前神社

松前城(福山城)の北側(北の丸)に鎮座する松前神社は、室町時代後期の若狭の武将であり、後に北海道に渡り、上之国の領主である蠣崎季繁(かきざきすえしげ)のもとに身を寄せ、婿養子となり家督を譲り受けて松前藩の祖となったとされる武田信廣(蠣崎信広)公を祭神とする神社です。

松前城内部を見学した後、右側からぐるりと回り込むようにすると、右手前方に見えてくる朱色の屋根の社殿が印象的。

塀などが無いためか、不思議な開放感に満ちた境内。社殿の後ろにはこんもりとした緑が繁り、まさに北海道らしい「自然」な空気感に満ちている神社ともいえるかもしれません。

創始は明治12年。現在の社殿は、大正12年に総檜造りで再建されたもの。

徳川家光公より拝領とされる梅の木で樹齢300年を超えるという古木「臥龍梅」や、二本の木がつながる「縁結びの木」なども見られます。

松前神社と桜

〒049-1511 北海道松前郡松前町松城
松前神社
Matsumae Jinja